アートコラム②

最終更新: 4月2日



『脳も筋肉』

絵を描いていない人に比べて、写実画が描ける人は妄想も具体的に展開できています。


頻繁にぼ~っと落書きをしたり、思ったことを絵に描いたりしている人は、妄想する場面に具体性があります。筋肉を鍛えて身体の動きを訓練しているアスリートが、速く走れたり高く飛べたり、自在に体を操れたりすることと同様に創造脳も筋肉なので、鍛えることで視覚的な思考が磨かれているのです。


思ったこと考えたことを具体的な絵に描ける人は、夢みる情景(ビジョン)も細部まで実在感があります。洞察力、企画力、計画力、発想力、構築力など創造性を磨くには、思ったこと考えたことを絵に描く習慣をつければいいと思います。考えたことは、絵に描くことで実現を引き寄せられると実感しています。


絵を描くと心と体がクリアーになっていきます。ただ頭の中だけで漠然とイメージするよりは、実際に紙面に絵を描き、視覚で確認していった方がイメージを的確に修正でき、発想を具体的に展開していきやすくなるので、理想の現実に近付けていくことができるのです。


デッサン力があるということは、絵の上手い下手の違いではなく情報を収集する力や伝達する能力、ものごとの構造を見極められることや構想している計画や企画を具体的に展開していく能力です。頭の中のイメージ(ビジョン)を絵に描き出す感覚を磨くことが、日常生活や一般的な仕事で見直されてきています。