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「チュルリョーニス展」を見ました。

  • OCHABI
  • 7 時間前
  • 読了時間: 3分

皆さんこんにちは、アートジム教務課です。

少しずつ、夏の気配を感じる季節になってきましたね。



さて今回は、桜の散った上野公園近くにある

国立西洋美術館で開催中の展示をご紹介します。




展覧会名

チュルリョーニス展 内なる星図

会期

2026年3月28日[土]-6月14日[日]

会場

国立西洋美術館 [東京・上野公園] 企画展示室B2F〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7

開館時間

9:30~17:30(毎週金・土曜日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで

休館日

月曜日、5月7日[木](ただし、3月30日[月]、5月4日[月・祝]は開館)




皆さんは「チュルリョーニス」・・・ご存じでしょうか?

私は正直、名前も知りませんでした。

でも、チラシを見たときからすごく惹かれる作品だなと思い・・・とても楽しみにしていた展示でした。





チュルリョーニスはリトアニア出身の作曲家であり、同時に画家としても活動した人物。

日本では実に34年ぶりの大規模な展覧会とのことです。


作品の題材は主に、リトアニアという国の文化や社会に根付いたものや、人間の魂といった幻想的なもの。

それらを絵画として表現する構図や発想には、他の画家にはない独自性を感じさせます。


テンペラと紙を用いた作品たちは、油絵とは異なる繊細な質感が特徴で、実物と画像では印象が大きく異なりました。

美術館の落ち着いた照明とも相性が良く、夜間開館での鑑賞も面白いかも?と思います。


音楽的な構造を取り入れた連作の作品群のコーナーは特に印象深いものが多かったです。

画面の中に広がる世界のダイナミックさは、音楽のような広がりを感じさせますし、作家が「音楽家である」ということに強く納得させられました。


展示作品数自体は約80点と比較的コンパクト。

幻想的な作品が多いだけに、このボリュームはちょうどよく、じっくり楽しむことができました。

訪れたのが会期序盤だったのもあり、かなりゆったりと鑑賞しました。


ちなみに・・・意外にも今回の展示、音声ガイドがありません。

会場内の一部で作曲家自身の音楽が流れていたので、そのためかも。

作品と音を同時に体験できる構成は作家の世界観をより感じられて面白かったです。





しかし、80点は特別展にしては作品数が少ないのでは?

と思った方は鋭い。

なんとこの展示、同時開催でもう一つ展示があるのです。


それがこちら。



北斎 冨嶽三十六景 井内コレクションより」



会期

2026年3月28日[土]-6月14日[日]

開館時間

9:30~17:30(金・土曜日は~20:00)


※入館は閉館の30分前まで

休館日

月曜日、5月7日[木](ただし、3月30日[月]、5月4日[月・祝]は開館)

会場

企画展示室B3F





葛飾北斎の「富嶽三十六計」全46図(+2図)が一挙に展示されており、チュルリョーニスとの同時開催という組み合わせも非常にユニーク。

ボリュームとしては“ステーキと天ぷら”ってかんじですね。


こちらは浮世絵のため作品サイズが小さく、どうしても鑑賞に列ができやすい点には注意が必要です。

会期序盤でもやや時間がかかったため、これから訪れる方は早めの来館がおすすめです。





先日訪れたスウェーデン展もそうでしたが、特定の国に焦点を当てた展示は、その文化や背景をより深く感じられるのが魅力だと思います。


西洋美術の王道的な展示ももちろん素晴らしいですが、こうした切り口の企画を、国公立の美術館が今後も積極的に取り上げてくれると嬉しいですね。




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