オーブリー・ビアズリーは今から100年以上昔の「鬼才」と言われたイラストレーターです。独特の世界観で描かれるペン画は、オスカー・ワイルドやエドガー・アラン・ポーの挿絵に使われて当時から話題になったそうです。
25歳という若さで亡くなりますが、彼の作品は後の画家達に多大な影響を与えました。もちろん日本の画家やマンガ家も例外ではないそうです。
ただ、ビアズリー自身の初期作品には「日本美術」が大きく影響しているようで、構図や平面的な表現を取り入れたと言われています。(実際にオスカー・ワイルドは依頼した挿絵が日本的過ぎて作品に合わない!と文句を言ったこともあるとか)
作家や作品が時代や国を超えて影響し合っている様子を知ると、美術鑑賞もまた少し面白くなりそうですね。
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