デザインやイラスト、絵画の世界では色は単色使いより、何色かを組み合わせる=配色しているものが多いと思いませんか?その配色を決めるポイントとはどんなものなのでしょう?
例えば上のイラストを見てみると、中央と左は小さい面積(帽子や靴、靴下)にビビッドな赤い色を使っています。この場合、白と水色の明るい色に対して、差し色としての赤色となります。一見平凡なボーダーTシャツにデニムというスタイルですが、ちょっとだけ赤いアイテムを使うことで、そこから脱するのに成功しています。
さて、右端のイラストはどうでしょう?左 2 つのイラストではワンポイント程度だった赤色も、大きな面積のパンツに取り入れることで、堂々たるメインカラーとして主張し、着ているアイテムは定番で平凡なものでも いきなり目立つスタイルに変化します。左の2つより、主張度はかなり高く感じます。
配色のバランスはどう見せたいかによって、その候補をいくつかに絞っていくことが可能になります。もちろん答えは1つだけではありません。 逆に、どう見せたいか?のアイデアが無いと、配色っていつまでたっても決められないものなのですね。(コーチ・末宗)
色の配色を学ぶワークショップを4/24(土)に開催します。詳しくはこちら