デザインやイラスト、絵画の世界では色は単色使いより、何色かを組み合わせる=配色しているものが多いと思いませんか?その配色を決めるポイントとはどんなものなのでしょう?
![](https://static.wixstatic.com/media/217758_f3c9ffb6329c4a59945fd37cf683efb6~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_147,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/217758_f3c9ffb6329c4a59945fd37cf683efb6~mv2.jpg)
例えば上のイラストを見てみると、中央と左は小さい面積(帽子や靴、靴下)にビビッドな赤い色を使っています。この場合、白と水色の明るい色に対して、差し色としての赤色となります。一見平凡なボーダーTシャツにデニムというスタイルですが、ちょっとだけ赤いアイテムを使うことで、そこから脱するのに成功しています。
さて、右端のイラストはどうでしょう?左 2 つのイラストではワンポイント程度だった赤色も、大きな面積のパンツに取り入れることで、堂々たるメインカラーとして主張し、着ているアイテムは定番で平凡なものでも いきなり目立つスタイルに変化します。左の2つより、主張度はかなり高く感じます。
配色のバランスはどう見せたいかによって、その候補をいくつかに絞っていくことが可能になります。もちろん答えは1つだけではありません。 逆に、どう見せたいか?のアイデアが無いと、配色っていつまでたっても決められないものなのですね。(コーチ・末宗)
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