こんにちは。コーチの境です。
4月から私が担当する2つのオンラインの「デザイン・アートレッスン」をご紹介いたします。東京藝術大学デザイン科出身のアーティスト兼タレントであり、美大の教員でもある境貴雄が、講師歴23年の経験と知識を総動員して講義します。
1つ目は「デザイン&アートを学ぶための6つの知識」です。
3月まで私が担当していた「グラフィックデザイン基礎」の内容をさらにパワーアップ!デザイン、アート、イラスト、写真など、すべての創作活動に共通する基礎知識が体系的に学べる全6回の講義形式のレッスンとなります。
毎月テーマを1つ設けて、前半は1時間40分ほどの濃厚な講義、後半はテーマにまつわる参考書籍や作品集の中身をお見せしながら解説します。またライブ配信で参加された方には特典として、授業のレジュメと参考書籍リストPDFをお送りします。
デザインやアートの初心者はもちろん、作品を制作されている方、デザインのお仕事をされている方、アート鑑賞が趣味の方など、あらゆる方々にオススメのオンラインレッスンです。
※4~9月は金曜日の夜間、10~3月は土曜日の午後に開講
第1回 アイデア
●デザインとアートの定義と領域
●テーマ、アイデア、コンセプトの意味と目的
●アイデアを生み出すための原理と方法(ヤング、ウォーラス、デカルト)
●アイデアからコンセプトに成熟させる(デザインとアートの違い)
第2回 色
●色の歴史(アリストテレス、ダ・ヴィンチ、ニュートン、ゲーテ、マンセル、ジャッド、イッテン)
●色の仕組み(色覚、CMYKとRGB、色の三属性、トーン、色の対比、カラーユニバーサルデザイン)
●明度計画と面積比(ベースカラー、メインカラー、アクセントカラー)
●配色の意図とパターン(モチーフの固有色を活かした配色、伝えたいイメージを演出するための配色)
第3回 構成
●構図と構成
●点、線、面
●疎密と均等
●視線誘導
●図と地
●図形の重ね方(同化、積重、透過、反転)
第4回 マテリアル
●自然の素材(石、陶、木、漆、革、綿、土・砂、水、雪・氷、火、光、空気、植物、食べ物、動物、身体)
●人工の素材(紙、布、金属、ガラス、プラスチック、ゴム、発泡スチロール、紙粘土、鉛筆、絵具・塗料、印刷物、文字、照明、映像)
第5回 表現スタイル1「写真と写実」
●写真(ダゲレオタイプ、ピクトリアリズム、シュルレアリスム、ノイエザッハリヒカイト、バウハウス、新興写真、フォト・ジャーナリズム、ファッション・フォト、サブジェクティブ・フォト、ストレート・フォト、私写真、コンストラクテッド・フォト、コンセプチュアル・フォト、ファウンド・フォト)
●写実(リアル描写、マチエール描写、ベタ塗り描写、フラット描写、線描写、シルエット描写)
第6回 表現スタイル2「デフォルメと抽象」
●デフォルメ(グリッドシステム、スーパーフラット、3D、フリーハンド)
●抽象(グリッドシステム、スーパーフラット、3D、フリーハンド、オール・オーヴァー)
2つ目は「アーティストが解説!現代アートの歴史」です。
戦後ニューヨークで生まれた抽象表現主義から現在進行形の動向まで、現代アートの歴史が体系的に学べる全6回の講義形式のレッスンとなります。
毎月テーマを1つ設けて、前半は1時間40分ほどの濃厚な講義、後半はテーマにまつわる参考書籍や作品集の中身をお見せしながら解説します。またライブ配信で参加された方には特典として、授業のレジュメと参考書籍リストPDFをお送りします。
難解だと思われている現代アートですが、歴史的背景や作品のコンテクスト、社会との関わりを理解することで、より深く楽しむことができます。現代アーティストである私の視点から分かりやすく丁寧に解説します。
現代アートを基礎から学びたい方はもちろん、作品の表現の幅を広げたい方にもオススメです。
※4~9月は土曜日の午後、10~3月は金曜日の夜間に開講
第1回 概念を構築するアート(1940年代〜1970年代)
抽象表現主義、アンフォルメル、具体、ミニマル・アート、アルテ・ポーヴェラ、もの派、コンセプチュアル・アート、シュポール/シュルファス
第2回 アウラの喪失のあとのアート(1950年代〜1960年代 )
ネオ・ダダ、グループ・ゼロ、キネティック・アート、オプ・アート、ヌーヴォー・レアリスム、ポップ・アート、ヴィデオ・アート
第3回 身体を拡張するアート(1950年代〜1970年代 )
戦後リアリズム、日本の前衛、フルクサス、フェミニズム・アート、パフォーマンス・アート、ネオ・エクスプレッショニズム、ハイパー・リアリズム
第4回 展開された場におけるアート(1970年代〜1980年代 )
ニュー・ブリティッシュ・スカルプチュア、インスタレーション、パブリック・アート、ランド・アート、グラフィティ、サウンド・アート、ポリティカル・アート
第5回 アートの終焉のあとのアート(1980年代〜2000年代 )
メディア・アート、シミュレーショニズム、ネオ・ジオメトリック・コンセプチュアリズム、コンテンポラリー・フォトグラフィ、インテリア・アート、スーパーフラット、マイクロポップ
第6回 多文化主義におけるアート(1990年代〜2000年代 )
ヤング・ブリティッシュ・アーティスト、マルチカルチュラリズム、リレーショナル・アート、ソーシャリー・エンゲイジド・アート、スペキュラティブ・デザイン、バイオ・アート、ポストメディウム
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